28歳満点宅建士が不動産会社を開業する実況中継

宅建実務試験満点の宅建士がインターネット不動産会社を起業!

ベンチャー企業と労働基準監督署

今日は労働環境の整備のために労働基準監督署に行ってきました。

 

 

労基署は会社にとっては警察のような怖いイメージがありましたが、実際に行ってみると普通の役所と一緒で、建物は比較的地味で、労基署の担当者もとても親切に対応してくれました。

 

労災は基本的には仕事中の怪我などが対象になりますが、私のような不動産会社については怪我よりも精神面などの点でケアが必要になるかもしれないのであらかじめ手続きを知っておこうと聞きにいったのです。

 

精神面の労災については、精神科の通院でかかった治療費を補償してもらえる療養補償給付という労災保険が適用されるそうです。

 

申請書を提出したあとに、労働者と会社が申立書を提出し、事実関係を明らかにしていくそうです。仕事以外に精神疾患につながる事柄がないかも確認されます。例えば、親族に病気を発症した人がいないか、借金はないか、などです。それ以外にも通勤経路や会社の志望動機も聞かれる場合があるそうです。

 

会社に恨みがある人が労災を申請しないと気が済まないという場合もあり、そういった場合は労災が認定されづらくなるそうです。

 

重要なことは社員に恨まれるような対応はしないこと、つまり労災事由になるような労働環境をそもそも作らないことが大事という話でした。

 

労災にならないような会社づくりをしていこうと思いました。