不動産業界未経験の宅建士が不動産会社を開業、独立します。
不動産開業に必要な費用や資格、年収や失敗しない方法をご紹介していきます。
【不動産独立に必要なもの】
1.宅地建物取引士の資格
不動産会社を開業するためには宅地建物取引士の資格が必要です。
いわゆる宅建試験に合格し、資格登録をして、宅建士証を交付してもらいます。
宅地建物取引士は、業務に従事する者の5人に1人は最低でも必要です。社長自らが専任の宅地建物取引士になることが多いです。人件費も節約できます。
2.事務所を借りる
不動産会社を開業するためには事務所が必要です。交通の便が良い場所や来客が多そうな場所がお薦めです。自宅の一部を事務所にすることも可能ですが、宅地建物取引業免許を取得するためには事務所に一定の要件が求められます。例えば、パーテーションなどで仕切られた空間を作り、出入り口は自宅の出口とは独立させるなどが必要です。
3.会社としての宅地建物取引業の免許取得手続き
宅建士の資格を取得するとともに会社としても宅建免許を取得する必要があります。
免許申請書の他に、会社の登記簿謄本や個人の身分証明書などの提出が求められます。2で借りた事務所の外観や内部の写真も書類で提出します。
4.保証協会に加入
不動産開業するためには、法務局に営業保証金として1,000万円を供託金するか、保証協会に弁済業務補償金分担金を納めるかのどちらかが必要です。保証協会は60万円で済むのでこちらを利用しましょう。
5.宅建協会に加入
物件情報サイトのレインズのアクセス権を得るためには宅建協会に加入します。加入は任意ですが、多くの不動産会社では売買仲介や賃貸仲介をするためほぼ必須と思われます。加入して損はありません。
6.情報収集と同業交流会
このブログでは宅建士向けの情報発信と宅建士の交流会を企画しています。開業したてて不安な方や仲間が欲しい方、これから起業・開業・独立を考えている方などに最適です。
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