28歳満点宅建士が不動産会社を開業する実況中継

宅建実務試験満点の宅建士がインターネット不動産会社を起業!

秋は暇な不動産屋の一年間

不動産屋のかきいれ時はまちがいなく2~5月に集中します。

 

 

人事異動や進学、転勤などで住生活に変化が起き、日本中が一斉に移動するため、それに合わせて不動産の賃貸業界もかなり多忙になります。

 

 

不動産屋にはお客さんの行列ができて、内覧しようと思ったらすぐに住人が決まってしまい、はがゆい思いをしたことがある人もいるでしょう。

 

 

そのため、不動産屋では春はかなり人手が足りなくなります。

 

 

しかし、そのシーズンを過ぎるとぱったりとお客さんが来なくなります。

 

 

不動産屋によってはほぼ閉店状態になり、南の島へ旅行しにいく人もちらほらいます。

 

 

 

秋はかなり暇なので不動産屋によっては趣味で新規事業を計画したりして、他事業に進出したりもします。

 

 

例外なく、弊社でも新規事業を検討中です!きっと面白いご報告ができると思います!

未経験で不動産業の独立は難しいのか

不動産業で独立開業を目指している人は結構多いのではないでしょうか。

 

私自身は不動産業界未経験で開業したばかりなのでまだまだこれからなのですが、客観的に考察する材料を考えてみたいと思います。

 

まず、不動会社のサラリーマンに「転職する」のはそこまで難しいことではありません。不動産会社はいつも人手不足なので宅建を持っていたらそれなりに引き合いはあると思います。0から学んでいけばいいので特に大きな不安はないはずです。

 

しかし、自ら開業や独立するとなると話は全く違います。特に未経験ならなおさらです。どこかで一度経験を積んでからでも遅くないよ、とかアドバイスをくれる人がとても多い気がします。インターネットのQ&Aサイトでも同様なやり取りが多いです。

 

 

一番安全なルートは、①今の会社にいる間に宅建資格を取得する、②賃貸仲介や売買仲介のどちらか自分が将来選ぶ業態で大手の不動産会社に転職する、③頑張って営業経験を積み、太いお客さんや業界の知り合いをたくさんつくる、④③のためには時間を惜しまず一生懸命働く、⑤満を持して独立、というのが一番確実です。

 

では、私はどうしたかというと、①のみでそれ以外はすっ飛ばして⑤にたどり着きました。理由はいくつかあります。

 

まず、時間がもったいなかった。今すぐにでも独立したいという思いが強かった、というのが本音です。宅建の勉強自体がとても面白かったし苦痛ではなかったことや、自分でも物件を見て回るのが好きだったし、実際に自分でも買ってしまいました。人様に売る前に自分で買う経験はしておいたほうがいいというのが一番大きいのですが、実際に物件を見て回って、買う物件を決めて、買付申込書を提出し、ローンの審査も受けて、売買契約書に署名・捺印、融資契約書にも署名・捺印するという一連の流れを実体験したのはとても有意義でした。自分も早くこういう仕事をしたいと強く思いました。

 

さらに言えば、社長という肩書に憧れがあったというのも本音です。サラリーマンは確かに楽なのですが、自分が希望する仕事をずっと定年までやり続けられるかと言えば、答えはNOです。むしろやってみたい仕事ができるのは長い会社員人生の中でもほんの4~5年くらいじゃないでしょうか。人によっては全く担当できないということもあるようです。それならば、社長として自分が考えた企画で勝負してみたいという一種の勝負師の考えかもしれませんが、お客さんの満足のために徹底的に仕事をやっていた取引先の社長の姿に関心・感動していたこともあり、いつかは自分もそういう経営者になりたいと強く思ったのがきっかけです。

 

もともと商売に興味があり、通信販売やコンサルのような自営的なこともやっていた過去があるので、自分の力で食っていくということに不安はありませんでした。そういうふうに稼いだお金で食べるごはんのほうがおいしい気がしました。

 

むしろ、未経験というほうが強みになることもあるかもしれません。業界慣習にとらわれず、新しい集客方法を考案したり、今までの経験と不動産の仕事をクロスさせた新しい業態を開発できるかもしれません。もちろん、対会社の取引よりも対個人の取引が必然的に多くなるかもしれませんが、今はネットの時代なのでこのブログのようにネットを強みとした個人向けの不動産サービスだって展開できるかもしれません。

 

そういう意味で、いかに利益を出し続けるかという点に集中して仕組みを作っていければ未経験でも不動産で独立することは可能だと思いますし、私自身が実証していこうと思っています。

 

 

まずは自分できちんと結果を出していくことを当面の目標にしています。

 

 

 

 

 

 

なぜ不動産屋は太るのか? 日野の2トン筋トレに挑戦!

「不動産会社の社長」

 

このワードを聞いて連想するのが、色黒で体型ががっしりしたおっさんです。

 

 

なぜか不動産屋のおっさんは日焼けしていてがっちり系というのが共通認識になりつつある気がします。

 

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「不動産会社 代表取締役」で画像検索するとこんな検索結果が表示されます。

 

 

みなさん色黒ですね。体型ががっちりしている人もちらほら。昔ラグビーをやっていたとかそういう類でしょうか?

 

不動産屋は結構外出が多いので運動不足にはなりにくいのですが、重いものを持つわけではないので筋肉はつきません。そのため、ほっておくとむっちりした体型になっちゃいます。飲み会も多いし。

 

 

むっちりした体型になるというのは例外なく、徐々に私にも当てはまりつつあります。

 

 

そろそろダイエットも兼ねた筋トレの必要性を痛感しています。

 

 

しかし、草食系なのでハードな筋トレは無理です。プロテインとか飲めません。重りを持ち上げるとか、神社の階段上りも無理です。ライザップも考えましたが、トレーナーがイケイケすぎて近寄れませんでした。

 

 

そうこう考えているうちに3ヶ月くらい経ってしまったのですが、テレビで日野自動車のCMを見ているときに気が付いてしまったのです。

 

 

「この音楽ならノレル!」

 

 


日野デュトロ(小型)|「ヒノノニトン/プール篇」 30秒

 

トントン トントン ヒノノニトン

 

トントン トントン ヒノノニトン

 

 

さっそくネットでこの動画を探して再生してみました。

 

この音楽なら腕立てふせとか腹筋するときに聞きながらであればかなりはかどる気がしました。純真無垢な音楽というか、腕立ての数を数える訳でもなく、単純にトントンすればいいのです!

 

早速やってみたのですが、30秒でも結構ハードです。

 

最初は腕立てで、10秒で15回くらいのスピードなのですが、すぐにギブアップしてしまいました。普段ほとんど腕立てとかしないので腕に筋肉はありません。でもこれからはヒノノニトンで腹筋&腕立てができる気がしました。

 

 

ネットで2分くらいトントンやっている動画を見つけたので、まずはこの長さの動画でも腕立てができることを目指して肉体改造をやってみたいと思います。

 

 

175センチ、85キロからどれだけ絞れるか、チャレンジ開始です!

 

 

 

 

 

 

不動産売却アドバイザーとは?

経営危機に陥りそうな神戸製鋼が不動産事業を売却することを検討しています。

 

 

その売却のアドバイザーとしてみずほ証券が選ばれたようです。

 

www.bloomberg.co.jp


ところでそのアドバイザーとは何をするのでしょうか?

 

 

ファイナンシャルアドバイザー(FA)について少し考えてみましょう。

 

神戸製鋼の不動産事業というのは賃料収入が売り上げの主軸だと考えられます。その場合、賃貸期間のあいだずっと賃料収入が保証されているといっても過言ではありません。つまり来年の売上や再来年の売上が予想しやすいです。経費もほぼ毎年同じ水準なので、利益などの見通しも数年先まで堅く見積もることができます。

 

しかし、賃貸契約が数年更新の場合、その先の賃料収入の見込みは立ちづらくなります。建物に空室がどれだけ発生するかもわかりませんし、景気の動向に左右されますので、売上の予想がかなり困難になります。利益の見通しも不透明です。

 

FAの仕事はそのような、見通りが立つ期間や見通しが立たない期間も含めて、20年程度先までの売上や利益を予想・逆算して、不動産事業の今の事業価値を算定するのが仕事です。その事業価値が売値につながります。

 

さらにそれ以外にも、その不動産事業を買ってくれそうな買い手候補を探して、売却の入札に参加してもらうように声をかけたりするのもFAの仕事です。証券会社は様々な顧客と関係があるのでそのネットワークを生かして買い手を探してくるのがFAの腕の見せ所です。

 

また、買い手や値段だけでなく、買い方・売り方のスキームを考えるのもFAの仕事です。どれだけ借り入れを増やすのか?株式の売買か事業承継か?などです。

 

それ以外にも買い方の商務条件の交渉も含まれます。買収資金の支払い条件や不動産事業に従事する従業員の雇用条件や会社名の変更有無、契約の継続を保証させるなど、さまざまな条件があり、その調整を売り手の代理として務めるのもFAの仕事です。

 

今後、どのように買収交渉が進むか見ものですね。

 

 

「はてな」創業者の近藤氏が不動産情報サイトを運営!

はてなブログの創業者の近藤さんが不動産系サービスを提供する会社の代表に就任したとブログで発表しています!

 

jkondo.hatenablog.com

 

ONDという京都の会社のようです。物件ファンという古民家や町屋をテーマにしたメディア事業を展開しています。

 

 

bukkenfan.jp

 

今のところ宅建免許は所有していませんが、メディアだけでの集客による収益化は難しいと思われるので、もしかしたら今年の宅建試験を受験して合格を確信したから開始したのかもしれませんね!

独立した宅建士の駆け込み相談交流会

宅建士向けの交流コミュニティがとても人気です。

 

このブログを通じて宅建士や宅建士候補の方々に参加を呼び掛けているのですが、非常に好評で、登録がかなり多く、個別のメッセージになかなか返信できておらず、大変申し訳ありません。

 

こういう交流会は、通常であれば宅建業協会の地元支部が地元の宅建士と交流を持つのですが、最近ではネットにシフトしていることもあり、そういった協会を補う形で存在できるのではないかと思っています。

 

不動産の世界では宅建士同士の横のつながりがあるともっと仕事に幅が出るようになります。仕事につながる便利な人脈や相談もできるようなコミュニティなのでどんどん活用してください。

 

そもそも私がこうした宅建士交流会を開催しようと思ったきっかけですが、不動産会社を興してからというもの、知らないことやどうやったらいいのかわからないことなど様々な悩みが多かったことが一番大きいです。私自身がイベントや交流会を企画するのが得意だったため、このような交流会を開催するのは性に合っているのかもしれません。

 

現役バリバリの宅建士から、宅建士証をもらったばかりという駆け出し中の方、宅建試験を目指して2浪中の方など、幅広く会員が集まってきています。一定規模になればさらに価値を発揮すると思いますので、どしどし会員登録お待ちしております!

  

 

まずは、独立希望の宅建士や人脈をつくりたい宅建士の方はこの記事の下の登録フォーム欄から、①ニックネーム、②メールアドレス、③交流会やメールリストに期待すること、企画してほしいこと、の3点を記載してご連絡ください

 

 

お客の両親が認知症になったとき不動産屋として何ができるか 

認知症になった親が近所を徘徊している

 

 

そういう相談が持ち込まれました。通常であれば介護施設に相談したりするのでしょうが常日頃雑談ばかりしていた関係で不動産屋の私のところにそういう相談がきたのです。そのお客さんのご両親は遠方に住んでいて、お客さんとしてはわざわざ週末を利用してはるばる里帰りして時々見に行かないと心配でしょうがないという状況なのです。

 

両親をこちらに呼び寄せる訳にもいかず、しかし毎週里帰りするのも会社や交通費の関係からなかなか長続きはできないだろうという冷静な分析に不動産屋として何ができるのか考えてみました。

 

まずは火事などを起こさないようにガスの解約を提案しました。今ではIHクッキングキッチンを常備している物件もあり、火事のリスクをおさえることができるので若者には人気なのです。IHクッキング装置は別売りもしているので後からでも導入は簡単です。

 

 

もう一つは閉じこもり対策です。認知症になると人を家に入れるのも拒むようになるそうなのです。実家に帰っても両親が家に立てこもって自分が中に入れないという状況になったときの一番いい対応策は家の鍵をスマートロックに替えることです。スマートロックはネットにつながっていて特定の人にのみ開錠の暗号を発行できるため、家の外からでもあけることができるのです。もちろんチェーンは外すことができます。

 

 

それ以外にも監視カメラのような見守りカメラが市販されていて、スマートフォンから常時、実家の中の様子を確認することができます。カメラも最近は低価格化が進んでいて、画像が鮮明でも安いカメラもでてきています。家電量販店でも売っているので是非見てみてください。

 

 

それ以外にも、近所の人に両親が認知症になったことをはっきりと伝えておくべきとアドバイスしました。こういうことは世間体もあり、あまり公表したくないかもしれませんが、隠しきれるものではありませんし、徘徊してご迷惑をかける確率もとても高いのが経験則なので、しっかり伝えて、もしなにかあったら自分に連絡するようにとお願いするのが一番いいのです。

 

 

また、家の生活ごみを捨てることが難しくなり、家がゴミ屋敷化することも認知症患者によくみられる事例です。ゴミは実家に帰ったときに片づけるしかありませんが、決まった曜日に出さなければいけないゴミの日に自分が実家に帰れるとは限りません。週末しか帰れないのに水曜日の燃えるゴミの日に出すゴミにどう対応するべきか。これも近所の人や自治会長にお願いして対応するしかないかもしれません。もしくはバイトを雇うかですが、いずれにせよ、介護施設に入れるまでのつなぎにしかなりませんし、介護施設を出所したあとにも付きまとう問題です。介護休暇制度があったとしても、お亡くなりになるのがすぐとは限りません。何年も介護休暇は取れませんし、そこだけは不動産屋としても知恵が出せませんでした。ほかの方がどう対応しているのか、調べてみようと思いました。