28歳満点宅建士が不動産会社を開業する実況中継

宅建実務試験満点の宅建士がインターネット不動産会社を起業!

「雨だから客が来ない」は嘘 繁盛する飲食店の考え方

「今日は雨だからお客さん来ないね」

 

 

飲食店などでよく耳にする店員の言葉です。でもこの言葉本当なのでしょうか。

 

不動産事業をやっているとテナントの飲食店などがどのように経営をしているのかがとても気になり、特定の店を定点観測したりします。その中で、雨でも行列が絶えない店があることに気が付きました。お客さんは傘を差しながらもずぶ濡れで行列をつくっています。しかしその隣にはお客さんが一人もいない閑古鳥状態のお店が。

 

果たしてこれはどのように考えたらいいのでしょうか。

 

スーパーなどでは雨の日には雨の日割り引きや雨の日クーポンなどが発行され、お客を店に呼び寄せています。しかし、効果はどの程度なのでしょう。雨の日に特典を発行するというのもいいとは思いますが、私が見た行列はクーポン目的ではなかったように思います。

 

もっと根本的な理由です。雨でも行きたいと思われるような店にすることが大事なのです。ではどうすればいいのでしょうか。

 

雨でも行列を作っていたそのお店は晴れの日も行列ができていました。そもそもが人気店なのです。そのため、雨が降ればお客さんが「もしかしたら空いているかも」と思ってくれたということだと思います。

 

そう思ってもらえるくらい普段から行きたいと思われる店づくりを常日頃から怠らない努力が結果に表れるのです。

 

「雨だから客が来ない」と雨の日に言うのではなく、「雨でも客が来る店にしよう」と晴れの日に言えるような、圧倒的な魅力を持った店をつくらないといけないのだと強く実感しました。