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「不動産関係者の俺がコイツはプロだなと警戒する奴5ヶ条」を不動産会社社長が解説

ネットの一部ユーザーにとても有名な「不動産関係者の俺が、コイツはプロだなと警戒する奴5ヶ条」をご存知でしょうか。

 

その5か条とは

 

1.築5年以内物件には見向きもしない奴
2.近くのコンビニまでの距離確認ではなく、市立小中学校までの距離確認する奴
3.候補物件の半径200mの周辺地図をグーグルマップで確認する奴
4.さり気なく神社、仏閣を確認するする奴
5.近所に事故物件ねえだろなって聞く奴

 

というものです。不動産屋と内覧を行ったときにお客さんがこういうことをしていたら確かにすごいなと思います。

 

それぞれを解説していきます。

 

1.築5年以内物件には見向きもしない奴

築5年はとても新しい物件と思われがちですが、建設業界にはバスタブ曲線という考え方があります。バスタブ曲線というのは新築時と老朽化した最後の末期に建物のトラブルがでやすいという統計的なグラフなのですが、築5年で市場に出回っているということは初期不良が発生したために手放されたという可能性が極めて高いのです。もちろん前のオーナーが転勤になったということは十分あり得るのですが、賃貸にだすのではなく、売却することになった場合は、初期不良が出ている可能性があるということも想定できるからです。

 

 

2.近くのコンビニまでの距離確認ではなく、市立小中学校までの距離確認する奴

治安の問題などもありますが、小学校の数百メートル以内には風紀を乱す建物や商売が禁じられている業種もあるため、それを確認するには市立小中学校までの距離がとても大切です。

 

 

3.候補物件の半径200mの周辺地図をグーグルマップで確認する奴

不動産は建物と土地単体で価値が決まるわけではなく、地域の価値も加味されます。工業地帯なのか住宅地帯なのか、平地なのか山地なのかという点はとても大切です。近所に沼地があったり水にちなんだ地名があれば地盤が緩いかもしれません。

 

 

4.さり気なく神社、仏閣を確認するする奴

神社仏閣は古い時代に建造されているため周辺の地盤がしっかりしていることが多いです。東日本大震災でも神社仏閣が建っているところは被害が少なかったという報道もあります。

 

 

5.近所に事故物件ねえだろなって聞く奴

その物件以外でも、近隣に事故物件があると風評被害で物件の価値が低下するためのヒアリングだと考えられます。孤独死が多いと言うことは町全体が高齢者が多いと言うことですし、殺傷事件が発生していたらその町全体が治安が悪いと言うことも言えると思います。

 

 

 

どうでしょうか、みなさんも質問1つで不動産のプロになれるのではないでしょうか。