ブロックチェーンで不動産?スマートプロパティーとは?
仮想通貨がコンピューターネットワーク上を流通する代表例がビットコインです。しかし最近では貨幣量以外の要素の情報を含んだものも流通することができるため、注目されて来ています。
貨幣量以外の要素としては例えば契約や資産の所有権情報が含まれます。特に資産を仮想通貨のようにネットワーク上で取引できるようにしたものをスマートプロパティと言います。
資産とは具体的には、車両や株式、債券、土地、建物、映像・音楽作品などが想定されています。
ちょっとイメージしずらいですが、例えば、ダイヤモンドの情報を取引できるようにしたEverledgerというベンチャー企業があります。この会社ではダイヤモンドの盗難やダイヤモンドに関する保険金詐欺に対抗する目的で、どのダイヤモンドが目の前にあるダイヤモンドか特定できるように様々な特徴を記録したメタデータを仮想通貨のように記録させています。
これらをうまく活用するには高度なブロックチェーンプラットフォームが必要とされています。この代表格がイーサリアムです。様々な企業がブロックチェーンプラットフォームを提供しています。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/solutions/blockchain/
https://www-935.ibm.com/industries/jp/ja/blockchain/
https://www.ardorplatform.org/
もうちょっとわかりやすく、という方にお薦めなのは早稲田大学教授の野口悠紀雄さんの、ビットコインに関する特別授業です。下のリンクから見られます。
http://www.waseda.jp/wnfs/movie/noguchi_lecture27.html
このブロックチェーンプラットフォームをスマートプロパティ、特に不動産分野に活用しようというのが弊社の考えです。不動産取引など登記簿に代わる証明手段として注目を集めています。関連するスマートプロパティ関係のサイトをまとめておきます。
ユーザー独自通貨とスマートプロパティ - ビットコイン2.0 | Bitcoin日本語情報サイト
http://www.glocom.ac.jp/wp-content/uploads/2016/04/20160426BC1_mrohashi.pdf
http://activeictjapan.com/pdf/20160426/jimin_it-toku_document_20160426.pdf
弊社の不動産業の新規事業の参考にしていきます。ブロックチェーンで何かつくってみたい!という方、是非ご連絡ください!お待ちしております!