よく見るよくない不動産屋の例
不動産関係は大金が動くのでモラルに反したことをする不動産屋さんがときどきいます。すべての不動産屋さんがそうではないのですが一部の不動産屋さんには注意しないといけないことがあります。
その最たる例がおとり物件です。
インタ―ネットで物件を探して、来店するのが今の不動産の選び方ですが、借りることができないにもかかわらず極端にいい条件の物件を掲載しておいて、それを見て来店したお客さんに「もうその物件は決まってしまった」と説明して、他の物件を借りさせる方法です。
大家さんからの報酬が高い物件を勧めてくることも多く、それは借りる人にとっていい物件であるとは限らないのです。家を借りるというニーズは毎年あり、しかもその選ぶための期間はとても限られていることが多い(土日など)ため、そこに付け込んでくるモラルの低い不動産屋さんが多いのです。
対策としては、ネットで見た後に、すぐに来店しないで、その物件を内覧するために現地集合にしたいと伝えることです。そうすれば、借りられない物件であれば内覧はできないはずなので現地集合は嫌がられるか、その場でもうその物件はないことを教えてもらうことができます。現地集合を嫌がられる場合はその物件はおとり物件の可能性があります。もちろん単に内覧の段取りが間に合わないか都合が悪い場合がありますが、その場合は来店していてもその日には見られない物件ということと同じですから、来店しても意味がありませんよね?
内覧して借りることにした場合も契約前に物件の中をよく確認して、畳のタバコ焼けや傷などはきちんと指摘しておくことをお勧めします。自分が退出するときに補修費として敷金から取られてしまうことがあるからです。
ゴールデンウィークも引っ越しが多いシーズンですのでぜひ参考にしてください。