不動産価格が70%上昇した価格急騰している地域とは?
今日、7月3日、不動産価格に指標である路線価が発表されました。
全国の路線価の変動率は前年比0.4%上昇し、2年連続プラスになりました。東京の路線価の代表である銀座・鳩居堂前の土地価格も1平米4032万円となり、バブル期の最高値を超えました。バブルが再来しているのでしょうか。
2020年のオリンピック開催を目前に、虎ノ門や再開発周辺地域でも路線価は上昇、これは2020年まで続きそうです。
しかし、地方都市では下落が続いており、東京一極集中というのもまた事実です。
そんな地方都市の中で路線価が昨年より70%も上昇している町があります。
それは、北海道のニセコエリアです。
ニセコはスキー場で有名で、パウダースノーが特にスキーヤーに人気です。元々はオーストラリア人に人気でしたが、近年では中国や東南アジアからの旅行者が激増し、その周辺ではホテルやペンションの建設と売買が激増しているようです。
香港やシンガポールなどの法人が不動産を売買しており、外国法人の所有地も増加しているのだとか。
地方都市でも外国人に人気な観光スポットであれば東京に負けないくらい不動産価格があがるのですね。
住宅ローンは繰り上げ返済したほうがいい?しないほうがいい?不動産屋の考え
以前、家は買ったほうがいいのか、賃貸のほうがいいのかということを考察したブログが結構人気だったことを受けて、今回は、さらに深堀していきたいと思います。
fudousandokuritsu.hatenablog.com
前回の結論としては、賃貸よりも購入をお勧めします。特に、地方よりも都心に住居を購入したほうがいいと結論づけました。
今回は、その買った家のローンを繰り上げ返済したほうがいいか、繰り上げ返済しないほうがいいのかを考えていきます。
前回と同じように、それぞれのメリットとデメリットを考えてみましょう。
まずは繰り上げ返済しないことから考えます。
繰り上げ返済しないメリット
①毎月決まった金額を返せばいいので資金計画やライフプランニングが立てやすい
②毎月コツコツ貯金できるので年に一度や2年に一度の旅行など大型出費が楽しみ
繰り上げ返済しないデメリット
①30年なり35年なり、ローン期間はずっと返済がつづく。その間に無収入になってもローンは返し続ける必要がある
②定年を迎えた後にローンが残っている場合は年金や貯金を切り崩さないといけない
次に繰り上げ返済することを考えます。
繰り上げ返済するメリット
①ローン期間が早めに終わるので、その後の給与は全額自由。ローンを返さなくて済むようになるのでストレスや緊張がなくなる
②もしかしたらもう1軒住宅ローンで買える可能性がある
繰り上げ返済するデメリット
①毎年数百万円規模で繰り上げ返済するので手元に現金がなくなり、病気をしたときなど急に高額な資金が必要になったとき困る
②繰り上げ返済したのに大黒柱が急逝してしまったら金銭的にも損になる
要約すると、繰り上げ返済しないならずっとローンを返しながら、貯金したお金で楽しみは享受できる。ただし、仕事がなくなった場合でもローンは返さないといけない。
繰り上げ返済するならローンにずっと悩まされずに済むが、まとまった現金が手元に残りにくくなる。
一長一短のように見えますが、個人的には繰り上げ返済することをお勧めします。
毎年100万円~を繰り上げ返済のために余分に貯金することになりますが、30年ローンを10年で返済できたら、銀行の抵当権をはずすことができます。つまり物件としての担保価値が急激にあがるのです。
4000万円の物件価値が10年後に2300万円まで下がったとしましょう。10年後に抵当権を外せた場合は、2300万円程度のローンをもう一度組めるということです。その資金でもう1軒家を購入することができます。最初の4000万円の物件を誰かに貸して、その家賃収入で次に買った物件のローンを返すこともできます。もちろんその間はどこか別のところに住まないといけませんが、転勤や駐在などで留守にすることが多いならそういうことをやる価値はあります。
もちろん、ローンを返してまたローンを組むのですからローンがずっと続いていることに変わりはありません。しかし、最初の物件を自分のものにできて、それを担保にできる自由を手に入れることで様々な選択肢を手に入れることができるのです。
賃貸か購入かという記事でも紹介しましたが、子供の世代や孫の世代も考えると、所有物件が多く家賃収入が多い資産を相続させることができます。
そういう観点に同意いただける方は繰り上げ返済してみてはいかがでしょうか?した人にしかわからない景色を見ることができるはずです。
世界のかっこいいベッドルーム
隣の家の寝室ってどうなっているんだろう?
子供の頃は友人の家に行くことが多かったですが、大人になるとがくんと数が減った気がします。
部屋のデコレーションの参考にしたり、家具のセンスなどは雑誌を見ながら真似てみるというのが一番の近道かもしれませんが、値段が高い家具ばかりで参考にならないということもありますよね。
例えば友人の家ではどんな家具を買っているのかとかわかれば、それなりにお手頃なのが見つかるかもしれませんが、でも友人と同じでも味気ない。
どうせなら、数多くの写真の中から自分のイメージにぴったしの家具やセンスを探してみる、というのもありかもしれません。
世界中の寝室の写真の中からかっこいいベッドルームの写真をいくつか探してみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
世界最高の庭!こんな庭が欲しい絶景庭園
都会でマンション暮らししている人にとって庭は欲しくても手が届かない存在。郊外で庭付き一戸建てに住んでいる人にとっても庭の手入れは結構面倒。
そんな庭難民が多い日本ですが、世界にはとてもきれいな庭があるのでご紹介します。ガーデニングで挑戦してみてもいいかもしれませんね!
ラブホテルが変身?不動産業界の新事業
少子高齢化の波を受けて不動産業界でもその受け皿を探すべく次々と新しい事業が立ち上がっています。ツイッターで話題になった不動産新規事業が、ラブホテルを介護施設に改装する事業だそうです。確かに少子化ならラブホテル需要は減りますし、高齢化なら介護施設にニーズは高まりますよね。
不動産の人が忘年会で言ってたけど、「程よく郊外に建ってる」「清潔感ある外装」「防音しっかりした個室」「監視カメラ」「カラオケ等レクリエーション設備」といった、介護施設に必要な物がラブホテルに大体揃ってる為、地方の採算取れないラブホがリフォームで介護施設になるのが今アツいらしい
— でるた (@delta0401) 2015年12月30日
ラブホが介護施設になるとは…
— ろっきい (@hirockyz) 2015年12月6日
ラブホという生命の産まれる場所が、時代の流れにより穏やかに人生の最後を迎えるための老人介護施設に変わっていくのってすごくポエットじゃない?
— 大分ダイナ (@oitadyna) 2015年12月30日
確かに、ラブホは浴室とボイラーは強力なのが設置されてるから配管がダメになってなければ(個室型の)介護施設にはリフォームしやすそうだ。モーテル型だと無理かな。
— ぼんじん (@Bonezine) 2015年12月30日
「廃業したラブホが介護施設として使われてる」ってニュースを見て、ゆりかごから墓場までならぬ「ラブホから介護まで」って言葉を思いついた
— みやまき (@takatsuki_9) 2015年12月6日
近所のラブホが老人ホームに変わってます。
— Yhei (@lb32gorilla) 2015年12月24日
少子高齢化ですわ! pic.twitter.com/ftBSpywMmC
久しぶりにドライブ行ったらラブホが老人ホームに建てかわってるのな。少子高齢化やべぇ。
— Hikaru Hayami (@HikaruHayami) 2015年8月12日
近所のラブホが改築されて、老人ホーム的になろうとしている・・・
— けちゃっぷ (@Mustard14f) 2015年3月4日
近所のラブホが潰れて老人ホームになっていた…なんだか少子高齢化の流れ目の当たりにした気分
— ワタ (@watamomo0619) 2015年3月21日
オフィス事務所をホテルにコンバージョンする事業もあるそうです。
2015年のグッドデザイン賞を受賞しているのは、オフィスビルをホテルに変えてしまうというもの。
ファーストキャビンはコンパクト&ラグジュアリーをコンセプトに開発された、飛行機のファーストクラスをイメージしたコンパクトホテルである。4.4㎡で立方体の「ファーストクラスキャビン」と、約半分の2.5㎡の「ビジネスクラスキャビン」の2タイプの客室がある。このコンパクトで機動性の高いキャビンは不整形の建物にも効率よく配置できる。昨今の急増するホテル需要の中、このキャビンをオフィスビルに配置することで、大掛かりな工事を行わず、短期かつ低コストでホテルにコンバージョンでき、タイムリーに必要な量の宿泊供給を行うことが可能となり、オフィスビルの空室対策にも貢献している。(サイトより引用)
利用が減ったラブホテルを見事に介護施設に変えたり、空いてしまったオフィス事務所をホテルに変えてしまったりと、不動産にはなんらかの活用方法が必ずあるということが示されていて、いろいろな事業があって面白いですね!